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管理職としてチームを率いる

私の所属するHIBS開発部は、テレビ、ラジオの営放システムを開発する部門ですが、非常に多くの人員にて開発に取り組んでおります。開発を行っていく上で、システムエンジニア、プログラマなどそれぞれ役割を担っておりますが、各プロジェクトが同時並行で進んでいく中では、管理業務は非常に重要な業務となります。

システム開発を行っていく中では突発的な対応や予期せぬ事象が非常に多く発生し、常日頃から突発事項に対する対応として、スケジュールの見直しなども行う必要があります。何が問題か、どのような解決策があるか、何を優先すべきかなど、常日頃より各プロジェクトマネージャーや管理職者と情報共有しながら、業務に取り組んでおります。
多くのメンバーが所属しているため、1つ1つの判断が重要となってきますが、部員と一緒に乗り越えていくというのは非常にやりがいがあります。

入社7年目に経験した「HIBS Ver2」開発プロジェクト

2009年にHIBS Ver2の開発プロジェクトが始動し、SpotDesk(スポットデスク)のサブリーダーとして、プロジェクトに参画しました。このプロジェクトは、2009年の計画～2013年の本番稼働までの大型プロジェクトで、要件定義、設計、開発、テストと全工程において、サブリーダーとして関わっておりました。それまで関わってきたプロジェクトから規模も大きくなり、関わるユーザー様も非常に多く、プロジェクトに入った当初は推進するのが難しかったです。

またクラウド版の開発という点では、WAN環境におけるネットワーク遅延にも対応しなければいけないという難しさもありました。しかし、ユーザー様が求めるものをヒアリングし、システムとして何が提供できるかを考え、実際にユーザー様に評価していただくという中で、こちらのプロジェクトを通じて自身が大きく成長できたと考えております。

プロジェクトマネージャー・リーダーとして参画したプロジェクト

2017年には、プロジェクトマネージャー、プロジェクトリーダーとしてHIBSの導入に携わりました。それまではサブリーダーとしての視点、役割で関わってまいりましたが、全体を管理していくため、全サブシステムの要件定義にも参加し、何をしているのか、何をするために必要なのか、何ができるのかを把握していく必要がありました。

ユーザー様ともプロジェクト責任者として接していく必要があり、自身が分からないことは、各サブリーダーに聞きながら、少しずつ覚えながら取り組んでいきました。

またプロジェクト管理という点では、社内開発側の進捗管理も行っていく必要があります。ユーザー様からの要求によっては、スケジュールを見直す必要もあり、開発として何を優先すべきか、何が今必要なことかを常に見極めながら、ユーザー様とも折衝して調整を行いました。

2017年～2019年のプロジェクトではありましたが、非常に多くの経験と知識を得られる機会だったと考えております。

若い世代に求めること

初めての仕事を行う中で、先輩、上司からのフォローもありますが、全部の仕事をやってくれるわけではありませんので、それぞれの与えられた役割に対して業務に取り組んでいます。仕事でのキャリアは非常に長く、その中で色々な経験と成長を繰り返していきます。

そんな中、「私、失敗しないので！」という有名なセリフもありますが、私の経験上、様々な”初めて”に出会う中で一度も失敗なくということはあり得ないです。”失敗”と聞くとマイナスに考えがちですが、自分が成長するきっかけとしては、非常に大きな経験となります。そのような時に考えてもらいたいのは、失敗しても2度目を起こさないために、次はどうすればよいか、何をしなければいけないかを、”誰かに言われてやるのではなく自分で考えて行動すること”が非常に重要だと考えております。